燕市は3月31日午後4時から燕市吉田産業会館で中野邦雄副市長の退任式を行い、健康などを理由にこの日で退任した中野副市長を小林清市長はじめ約140人の職員らが参列して送った。
中野副市長は拍手に迎えられて入場し、小林市長から退任の辞令書と感謝状を受けた。小林市長はあいさつで、平成19年7月1日に副市長に選任した中野副市長の1年9カ月の労をねぎらい、卓越した識見で燕市のまちづくりに貢献した中野副市長に礼を述べた。
また、地場産業に精通した中野副市長は頼もしく、財政もプロ中のプロとして行政手腕を振るっていただけに、辞職願いには「突然で驚がくした」。慰留を求めて強く懇願したことも明かし、燕市にとって大きな損失と惜しんだが、あらためて感謝と礼の言葉を贈った。
中野副市長は退任のあいさつで冒頭、退任について「皆さまに大変ご迷惑をおかけした」とわびた。自身が副市長室に掛けていた中国の古事で「鼎(かなえ)」の書を広げ、両耳があって脚が3脚の金属の飾りと説明。合併時に、3市町が同じバランスでしっかりと地に足をつけ、それぞれが合併の効果を出してほしいとの願いでもらったもので、脚が1本足りなくても短くてもバランスが崩れると述べ、「互いに切磋琢磨して町づくりをしてほしいという意味」と紹介した。
合併から2年がたち、今後の町づくりは総合計画を基本とし、あらゆる面から知恵をもっていけば、新たな道が開けてくると期待するとともに、そのための職員はそろっているとエールを送った。
中野市長はあいさつの最後に、「ありがとうございました」と深く一礼。職員らの大きな拍手に送られて会場をあとにした。