燕市文化会館で開かれたヘンデル作曲『メサイア』の演奏会をきっかけに発足したコーラスグループ「飛燕メサイア」(田中秀男代表)が、8日午後3時から医療法人積発堂「富永草野病院」=三条市興野2=で開かれるロビーコンサートに出演し、1時間のステージを披露する。
コンサートはグループの指導者、元県立高校教諭の内田順子さんをのソプラノ独唱で幕開きし、数曲を演奏。続いて、内田さんの指揮で『どこかで春が』、『エーデルワイス』の合唱2曲、『メサイア』から5、6曲を披露する。
『メサイア』は、ヘンデルが1741年に、児童養護施設の運営資金を集めるために作曲。合唱と独唱とオーケストラで演奏され、演技のつかない音楽劇といわれる2時間半近くの大作。聖書の話を題材としたテーマは人間の一生。合唱は民衆、ソリストが事の推移を英語で歌う。
「飛燕メサイア」は、2005年に燕市文化会館で開かれた同文化会館主催の『メサイア』演奏会のために集まった80人の団員のなかから、「その喜びを歌い続けていきたい」という思いのメンバーによって翌06年に発足した。
現在、メンバーは20歳代から50歳代の社会人や主婦の30人。同文化会館で第2火曜を除く火曜の午後7時半から1時間半、練習。『メサイア』のほか、ポピュラーからクラシックまで幅広いレパートリーに取り組み、年に1度、同文化会館で発表会を開いている。
同病院のロビーコンサートは月1回のペースで開かれており、同グループが出演するのは今回が初めて。本番を前にした4日の練習では、「自分の心を通ったものしか相手に伝わらないですよ。歌は訴えるんです」と内田さんの指導にも熱が入り、団員もそれに応えるように練習を繰り返していた。