障がい者就業・生活支援センター「ハート」(清水昭太郎センター長)=三条市西本成寺1=は、三条市総合福祉センターで2回コースで平成19年度障がい者の働く生活を支える講座を開いており、初回5日は障がいをもつ人や地域のボランティアなど20人近くが参加し、それぞれの立場で意見交換も行った。
この日の1回目の講座は午後1時半から開き、障がいをもつ人やその家族、施設関係者、地域のボランティア、グループホームの世話人、燕市役所福祉課職員など、県央地域のさまざまな立場の人が参加した。
前半は「今、なぜ障がい者雇用なの?」のテーマでハローワーク三条の統括職業指導官が、管内の障がい者の雇用状況や障がい者雇用に係る事業主への支援体制などを話し、続いて同センターの生活支援ワーカーが「働く障がい者を支えるしくみとは?」のテーマで話した。後半は自己紹介やほかの参加者への質問や意見交換を行った。
市内で働く障がいをもつ人は、職場で困ったことや心配ごとがあると、以前に通っていた市内の福祉施設に行って職員の話を聞くだけで良く眠れることなどを話した。
それを受けて支援する立場の参加者は、家族以外のつながりは大切で、専門機関の対応が本人のためにならない場合もあり、「あいさつすると和む、声を聞くだけで和むという地域の力は大きい」と話していた。
障がい者就業・生活支援センターは、障がいをもつ人が地域で安心して働いたり、自立した生活を送るために関係機関と連携しながら必要な手伝いを行うもので、昨年4月1日現在で全国に135センターが設置されている。
「ハート」は、社会福祉法人県央福祉会が国の委託を受けて平成16年7月に知的障害者通勤寮「長久の家」内に設置。県内在住の障がいをもつすべての人や障がい者を雇用、あるいは雇用したい事業所を対象に相談に応じたり、サポートを行っている。
障がい者の働く生活を支える講座は、地域で働く障がいをもつ人、それを支える人たちや仕組みを大勢の人に理解してもらうきっかけになればと、昨年に続いて開いている。
第2回は、2月21日午後1時半から3時45分まで同センターで開き、「はたらいて、ささえて…」をテーマに、当事者や事業所、施設の立場から現状や意見などを聴き、働く障がい者のDVD放映、参加者との意見交換を行う。
参加費は無料で、障がいに感心があればだれでも参加できる。問い合わせや申し込みは、障がい者就業・生活支援センター「ハート」へ。