1日の気象庁の発表では、昨年12月からことし2月までの今冬の日本の平均気温は、統計を開始した1899年以降、1949年(昭和24)と並んで第1位のタイのの高い記録となった。
今冬の日本の平均気温の平年差は+1.52℃。各月の月平均気温の平年差は、12月が+0.78℃で第17位だったものの、1月が+1.44℃(第4位)、2月が+2.35℃(第3位)の高温だった。
また、全国63の気象官署で、冬の平均気温の高い記録を更新。全国的に降雪はかなり少なく、冬の降雪量は、北陸地方で平年の9%にとどまり、北陸から山陰にかけて冬の降水量も少なかった。
この記録的な高温について気象庁は、背景に二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響があり、主な要因は、「冬前半を中心に北極付近から寒気が南下しにくい大気の流れが持続したこと」と、「エルニーニョ現象時によくみられるように、アリューシャン低気圧が平年より東に位置したため、冬型の気圧配置が現れにくかったこと」の二つが重なったためと考えらるとしている。